クローズアップ
Close-Up(クローズアップ、略称CU)は、カメラを被写体に十分近づけ、画面の大部分を被写体で占めるショットサイズで、通常は顔をあごから頭頂まで、または物体やディテールを構図の中心に大きく映します。映画制作で最も力強く頻用されるショットサイズの一つで、観客の注意を正確に誘導します。
クローズアップは、映画における感情伝達の主要な手段です。顔を環境から切り離すことで文脈的な注意を排除し、観客は画面内の人物の内面に直接向き合います。目、微表情、感情のわずかな変化が画面全体の主題になります。クローズアップは、物語上重要な物体・文字・仕掛け・物理的ディテールに注意を向けるためにも使われ、脚本で下線を引いた一文のように視覚的強調を果たします。
AI画像・動画生成では、プロンプトでクローズアップを指定すると、被写体が画面を占める引きのショットが安定して得られます。制作者が使える最も効果的で予測しやすい構図指示の一つであり、照明・表情・ムードの記述と組み合わせることで、クローズアップが伝える感情の直接性を一貫して反映した出力が得られます。