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スタビライゼーション
スタビライゼーション

スタビライゼーションは、映像から不要なカメラの動きを減らしたりなくしたりし、揺れ・振動・意図しないガタつきを滑らかにして、より安定して制御されたように見える画像にする処理です。ジンバルやステディカムなどの機材で撮影時に実現することも、記録した映像をソフトで解析・補正するポストプロダクションで実現することもできます。

ソフトウェアのスタビライゼーションは、フレーム間のカメラの動きの経路を解析し、意図しない動きの成分を特定し、各フレームをワープまたは再配置してその動きを打ち消し、より滑らかな合成シーケンスを作ります。ポストのスタビツールは、編集ソフトに組み込まれたシンプルなワープスタビから、回転・スケール変化・パース変化を含む複雑な動きも安定させられる高度なマッチムーブ・トラッキング系まで様々です。スタビではフレームの再配置のため画像を少しクロップ・スケールすることが多いので、スタビをかけた映像は元の画角の一部を失います。スタビの強さは通常調整でき、強くかけるとロックオフしたような見た目になり、弱くかけるとジッターを抑えつつハンドヘルドの有機的な質を残せます。AIスタビツールは、より高度な動き解析とフレーム補間で補正後の縁を埋めることで、ポストで得られる品質を大きく向上させています。

AI動画生成では、スタビは二つの意味で関係します。ハンドヘルドやカメラシェイクの質感を描いた生成映像は、よりクリーンな見た目にしたい場合にポストでスタビをかけられます。また、スタビあり・なしの映像の見え方を理解しておくと、意図せずブレたように見える映像を生成してしまうのを避け、望むカメラの動きの質感をプロンプトで適切に指定しやすくなります。

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