Ideogram 4.5とIdeogram 4.0の違い
Ideogram 4.0は画像を生成するモデルでした。2026年9月30日に公開されたIdeogram 4.5は、編集を主役に据えています。IdeogramはIdeogram 4.5の公式ページで、編集を重ねてもノイズ状の乱れ、ピクセルのずれ、色の変化が積み上がらない設計だと説明しています。
商品画像の色違い、ポスターの文言差し替え、古い写真の修復。修正のたびに、直していない部分まで変わってしまう。そんな悩みの多い作業ほど、この設計が効いてきます。
| Ideogram 4.0 | Ideogram 4.5 | |
|---|---|---|
| 設計の狙い | 文字を正確に描く画像生成 | 何ラウンドもかけて画像を編集する |
| 触れていない部分 | 変更のたびに描き直される | 元画像からそのままコピーされる |
| 制御の入力 | レイアウトボックスと16色のパレット | マスクと最大4枚の参照画像 |
| 画像内の文字 | 新しい文字を描く | 既存の文字を書き換え、翻訳する |
| オープンウェイト | 公開済み | 近日公開と発表済み |
Ideogram 4.5の編集プロンプトの書き方
変えたい1か所を名指しして、そのあとに残すものを書きます。Ideogram 4.5は、触れていないピクセルをもともと保ちます。それでも「残す」一行を添えるのは、変更が隣の物にまで広がるのを防ぐためです。
| 書くこと | 効く理由 | 例 |
|---|---|---|
| 対象 | シーン全体ではなく、1つの物を指す | 自転車のフレーム |
| 変更 | 具体的な新しい状態を1つ | ひまわりの黄色 |
| 残すもの | 編集の範囲を囲い込む | かご、壁、影はそのまま |
| 構図 | 勝手なトリミングを防ぐ | 構図は完全に同じに保つ |

Ideogram 4.5の複数ターン編集:1ターンで直すのは1か所
大きな依頼は小さなラウンドに分け、前の結果に対して1つずつ実行します。1ターン1変更なら、確認もやり直しも楽です。Ideogram 4.5が想定している進め方も、これです。

Ideogram 4.5のマスクと参照画像
マスクは「どこ」を、参照画像は「何」を伝えます。プロンプトだけでは別の物に手が入りそうなときはマスクを使います。色や柄を言葉で言い切れないときは、参照画像を使います。
| 入力 | 上限 | 使いどころ |
|---|---|---|
| マスク | 元画像と同じサイズ | 黒が編集する場所、白が触れない場所 |
| 参照画像 | 最大4枚、マスクと併用なら3枚 | 見本の色、柄、商品、素材 |
| 元画像 | 25MBまで、縦横比は1:6〜6:1 | 編集する写真、レンダリング、スキャン |

Ideogram 4.5で画像内の文字を編集する
新しい文言は一字一句そのまま書き、書体は変えないと添えます。Ideogram 4.5は、看板、ラベル、表紙、ポスターの文字を書き換えたり翻訳したりできます。書体、大きさ、位置は保たれます。

Ideogram 4.5で写真を修復し、スケッチを画像にする
どちらも、被写体を正確に残したまま行う編集です。古い写真は、傷みを段階に分けて直し、顔には手を入れません。スケッチは、比率と角度を保ったまま、素材だけを変えます。


Ideogram 4.5の品質レベルと制限
下書きは低いレベルで、仕上げは高いレベルで行います。どのレベルでも、出力はネイティブ2Kです。
| 機能・制限 | 意味 | やること |
|---|---|---|
| 品質レベル | 非常に低いから高いまでの4段階 | 低いレベルで試し、決めた1枚を高いレベルで実行 |
| 非常に大きな画像 | 一部を切り出して編集し、元の画像に戻す | 細部を切り出し、縁を残す |
| 縦横比 | 元画像は1:6〜6:1の範囲 | パノラマは範囲内に切り出す |
| マスク併用時の参照画像 | 4枚から3枚に減る | 効果の強い3枚に絞る |
| オープンウェイト | 発表済み、未公開 | 当面はIdeogram 4.0のウェイトを使う |
よくある質問
変える対象を1つ、変更を1つ、残すものを書きます。たとえば「自転車のフレームをひまわりの黄色に変更。かご、壁、影はそのまま」。そこに「構図は完全に同じに保つ」を添えると、画像が勝手にトリミングされるのを防げます。
商用利用の可否は、生成に使うサービスの利用規約で決まります。納品や公開の前に、Ideogramの規約と、使っているプラットフォームの規約を確認してください。元画像や参照画像に他者の権利が含まれていないかも、あわせて見ておくと安心です。
おすすめしません。1ターンに1つの変更を、前の結果に対して実行してください。Ideogram 4.5は、ターンを重ねてもノイズ状の乱れや色のずれが増えない設計です。1つずつなら、確認も取り消しも簡単です。
元画像と同じサイズのマスクを用意します。黒が編集する範囲、白が残す範囲です。黒と白の両方の領域が必要になります。マスクを使うときは、参照画像を最大3枚まで足せます。
1回の編集で最大4枚です。マスクを付けると3枚になります。1枚ごとに役割を決め、柄、色、商品などと割り当てます。どの画像が何を担当するかは、プロンプトにも書いてください。
できます。翻訳後の文言を、アクセント記号まで含めて正確に書いてください。そのうえで、書体、大きさ、レイアウトは同じに保つよう頼みます。看板、ラベル、表紙、ポスターで使えます。
本ガイドの作例は、英語とスペイン語の文字です。日本語での書き換えは、このガイドでは確かめていません。試すなら、看板や見出しの1行だけを短く指定してください。新しい文言は「」で正確に書き、書体と位置は変えないと添えます。画数の多い漢字は、原寸で崩れがないかを見てから使ってください。
Ideogram 4.0は、重みが公開されている生成モデルです。Ideogram 4.5は編集に重心を移しました。触れていないピクセルは元画像からコピーされ、マスクと最大4枚の参照画像で変更を導けます。編集を重ねても画像が荒れにくい設計です。4.5のウェイトは、発表済みで未公開です。
Ideogram 4.5は、Morphicに近日登場します。本ガイドの編集プロンプトは、Morphicにある画像編集モデルで今すぐ使えます。ページ内の作例も、すべてその方法で作りました。
