
Murf AI(通称Murf)は、一語ずつ調整できるプロ品質のナレーションで知られています。解説動画や社内研修、YouTube動画では、声に加えて映像との合わせ込みも必要です。
Morphicは動画制作のAIワークスペースです。エージェント型の動画エディターを備えています。Copilotが台本を声にし、その声が乗る映像も生成します。有料プランでは、3D Sceneでショットも一緒に組みます。マルチトラックのComposeタイムラインは、頼めばCopilotが編集します。楽曲、効果音、Lip Sync、字幕、AI絵コンテも同じプロジェクトにあります。うまくいった手順はWorkflowsに保存できます。各ステップのモデルと設定も残るので、本数が増えても再現できます。
チームには、ProプランからLiveの共同編集が使えます。Enterpriseでは管理機能も加わります。ユーザーグループと権限、クレジット上限、モデルアクセス、Connectorsです。
機能比較:MorphicとMurf
| 機能 | Morphic | Murf |
|---|---|---|
| エージェント型の動画編集 | Copilotがタイムラインを編集 | アップロードした動画にナレーションを同期 |
| マルチトラックのタイムライン編集 | Compose | 動画に合わせるボイスのタイムライン |
| Workflows | 自然な言葉で作成、履歴つき | ワークスペースのフォルダで案件管理 |
| 生成前に3Dでショットを組む | 3D Scene | 手元の映像にナレーションを付ける |
| ライブ共同編集 | Proプラン以上 | チームワークスペース。ロールはEnterprise |
| チーム・法人向けの管理機能 | 権限・クレジット上限・モデル制御 | Enterpriseでユーザーロール |
| 複数工程の作業を計画・実行するエージェント | Copilot | 通話・チャット向けのボイスエージェント |
| 動画・画像・音声の主要モデルを1か所で | ショットごとに最適なモデルを選択 | 自社の音声モデル |
| テキスト読み上げ(ナレーション) | 映像と同じプロジェクトで生成 | 豊富なボイスライブラリ |
| ボイスチェンジ(音声から音声へ) | 無料プランを含む全プラン | 対応 |
| ボイスクローン | Enterpriseで提供 | インスタントとプロのクローン |
| Lip Sync | Lip Syncモデル | 吹き替え向けに近日対応と記載 |
| 歌入りの楽曲と効果音 | 対応 | ロイヤリティフリーの音楽ライブラリ |
| 単語ごとのピッチ・間・強調の調整 | 感情とペースの調整 | 最大の特長。Say It My Wayも |
| 専門家レビュー付きのAI吹き替え | 文字起こし、翻訳、字幕ファイル | 専門家のレビュー付き |
各社の公開ページとヘルプ資料をもとに比較(2026年10月)
Morphicのエージェント型編集とは?
エージェント型編集とは、編集の最中にAIエージェントが一緒に動く方式です。Morphicでは、Copilotが3つの段階で働きます。ショットの設計、テイクの修正、タイムラインの編集です。
- 01
3Dでショットを組む
生成の前に、人物の立ち位置、動き、レンズ、カメラの高さを決めておきます。 - 02
テイクを直す
クリップに必要な修正をCopilotに伝えます。延長、ライティングの変更、別アングルへの組み直しもできます。 - 03
Copilotとカットする
Composeタイムラインは手作業で仕上げられます。変更点を言葉で伝えれば、Copilotが実行します。
各段階は手作業でも進められます。3D Sceneは、180度ルールの越境を知らせます。有料プランでは、Copilotがプロンプトからシーンを組みます。自分の編集内容も確認します。書き出したフレームやショットを添付すれば、モデルがその配置に従います。
チームがMurfよりMorphicを選ぶ理由
ナレーションを、同じ場所で生成、カット、ミックスする映像の下に収めたい。そんなチームがMorphicを選びます。ナレーションを入れたあとに、特によく使われる6つの機能を紹介します。
編集を任せるCopilot
セリフごとにBGMを下げるようCopilotに依頼。取り消しは1回で済みます。
映像と音のトラック
ナレーション、音楽、効果音をショットの下に置き、フレーム単位で調整します。
グレードとキー
カーブ、ホイール、LUTで映像を整え、グリーンバックも隣で抜けます。
指示で撮り直し
クリップに必要な修正を普通の言葉で書くか、ショットを先へ延長できます。
瞬間へのフィードバック
クリップのフレーム、範囲、1秒にメモを留め、メンバーにタグ付けできます。
チームでの利用
Proからライブ共同編集。Enterpriseではグループ、クレジット上限、モデルアクセスも。
Morphicのそのほかの機能
整理
- タグとお気に入り案件や進行状況でタグ付けし、絞り込みやお気に入り登録ができます。
- Canvasのセクションアセットを名前付きのセクションにまとめ、ひとかたまりで動かせます。
- ワークスペース検索ショートカット1つで、ファイルもアセットもワークフローも探せます。
- 保存したReferencesキャラクターを一度保存すれば、どこでも名前を指定して呼び出せます。
制作
- 字幕文字起こしと翻訳をして、字幕ファイル(SRT)を書き出せます。
- 台本をブリーフにPDFや台本を添付すると、Copilotがショットを計画します。
- 動画アナライザークリップについて質問すると、Copilotが映像を見て答えます。
- 高画質化とアップスケールアップスケール、修復、HDR仕上げに対応。有料プランで使えます。
Enterprise向け
- Connectorsチームのファイルやボイスをワークスペースにつなげられます。
- ボイスクローン話者の許可を得たうえで、声をクローンできます。
- バックグラウンド処理長い処理は、作業を続ける間もバックグラウンドで進みます。
- ユーザーグループグループと権限で、誰が何をできるかを設定します。
MorphicとMurfをさらに詳しく
よくある質問
完成した動画に付けるナレーションなら、Morphicが向いています。Copilotが台本を声にし、ショットを生成して、3D Sceneで組みます。Composeタイムラインも編集します。音楽、効果音、Lip Syncも同じプロジェクトにあります。ナレーションの音声ファイルそのものが成果物の場合は、Murfが合います。eラーニングの解説音声やオーディオブックのように、一語ずつの調整が最優先の案件です。
台本を貼り、プロジェクト内でボイスを選んで生成します。対応する言語はボイスモデルごとに異なるため、本番の台本の一部で先に試し聴きしてから決めてください。生成したナレーションはComposeタイムラインの映像の下に置き、フレーム単位で合わせられます。商用利用の条件は、利用規約でご確認ください。
いいえ。Morphicは、セリフ単位で読み方を指示します。対応するボイスモデルでは、感情の設定、インラインのタグ、ペースの調整で、各セリフの演じ方を整えられます。同じプロジェクト内で、セリフごとに別のボイスモデルを選ぶこともできます。音節ごとにピッチと強調を詰めたい読みには、Murfのエディターのほうが細かく調整できます。
Murfは音声が中心です。ナレーション制作、AI吹き替え、ボイスエージェント向けの音声モデルを備えます。Morphicは、動画制作のためのAIワークスペースです。Copilotが生成の計画と実行を担い、3D Sceneが生成前にショットの配置を固めます。Composeでカット、グレード、ミックスを仕上げ、チームはProプランからライブにレビューと共同編集ができます。
はい、Enterpriseで使えます。組織の管理者が組織のElevenLabsアカウントを接続し、メンバーが話者の許可カードを承認すると、チャットに入れた録音からCopilotがインスタントクローンを作ります。ボイスチェンジャーは全プランで使え、タイミング、ペース、感情を保ったまま、録音を別の声に差し替えられます。
はい。Murfからナレーションと動画を書き出し、Morphicにアップロードします。Copilotにリンクを渡して取得してもらう方法もあります。取り込んだ素材はComposeタイムラインに置けます。繰り返し使うキャラクター、商品、スタイルはReferenceとして保存すると、以降のショットに引き継がれます。
はい。プロジェクト内でナレーションを生成し、Composeタイムラインのショットの下に置きます。フレーム単位で長さや位置を調整でき、音楽と効果音は別々の音量で重ねられます。画面上の人物が話す場面では、Lip Syncモデルが新しい音声に口の動きを合わせます。
はい。無料プランなら、最初のプロンプトから完成したカットまでを、料金を払う前に試せます。ボイスチェンジャーも含まれます。有料プランでは、3D Scene内のCopilot、アップスケールが加わります。Proプラン以上では、ライブ共同編集の席も追加できます。